芸術はすばらしい
~東京都目黒区中目黒~
長泉院の住職渡辺泰裕さんと彫刻との出会いは、奈良国立博物館の中に保管されていた興福寺の阿修羅像であった。
「すっくと立つ、そのお姿を見た時、こんなすごいものが日本にあったのか、と思いましたよ」という。
その後、一九五九年、フランスから返還された「松方コレクション」の中にロダンの作品を見たのを機に、彫刻への関心は西洋彫刻へと広がっていった。
以来、彫刻へのめりんでいった渡辺さんは、自分でも少しずつ作品を集めはじめていた。
ある時、知人の紹介で彫刻家堀進二さんをアトリエに訪ねた。